鷲田と言います。業務では RoomClip の Android 版の開発をするほか、時々 iOS 版を開発したりバックエンド側の開発に関する支援を行なっていたりします。
先日、DroidKaigi 2017 というエンジニア向けのカンファレンスがあり、そこでスタッフをやってきました。今年は公式サイトのメンテや司会をしたりしました。
ちなみに、DroidKaigi と前日準備と合わせて三日間業務扱いでした。 \(^o^)/ 重要なことなので言っておきたかった。
本当は DroidKaigi の感想などを書こうかと思っていたのですが、すでにスタッフを含め色々な人によって良い記事が書かれています。なので今回の DroidKaigi の話は他の方に譲り、この記事ではエンジニアとしての今の自分に大きく影響を与えた勉強会について振り返ろうかと思います。
エンジニア向けの勉強会に初めて参加したのは、JavaOne Tokyo 2005 というサン・マイクロシステムズ主催のカンファレンスでした。その時は大学でバイトをしていて、その繋がりで JavaOne Tokyo に行きたい人の募集があったので参加しました。
実は当時は Cocoa 大好き Objective-C 大好きな Mac ユーザーで、Java というとネガティブなイメージを持っていました。それなのになぜ行ったかというと、「タダ飯が食べられる」「そもそも当時勉強会イベントがほとんどなかった」という事情がありました。
そんな軽い理由で参加したのですが、思いの外面白かったです。
当時印象的だったのは Sun のエンジニアによる Beans Binding という技術の発表でした。今の Android でいうと DataBinding のような、要するに「View と Model を綺麗に分離するためのオブザーバー機能」なのですが、これが Cocoa Binding という Cocoa の機能に近く、当時この種の機能に熱狂していた僕は同等の機能を見て「Java 思ったより頑張ってるな!」と思いました。*1
その他、レセプションでタダで夕飯を食べられたり本社の方と話ができたり iPod Shuffle が抽選で当たったりと…。色々と楽しくて、結果として Java に対する抵抗感が金による買収により消えていました。
当時の JavaOne Tokyo の画像を探してきました。ちょっと画質が悪い
学生の頃は WWDC にも行きました。